理学部化学実験室火災復旧完了のお知らせ

　皆様におかれましては益々御清栄のこととお慶び申し上げます。

　平成30年12月5日（水）に理学部2号館4階の化学実験室が焼失して2年が経過し、この度、令和3年5月末日をもちましてやっと復旧が完了いたしましたので、ご報告いたします。復旧に際しましては大学関係者をはじめとして同窓会会員の皆様には多大のご心配をおかけしましたこと、ここに厚く御礼申し上げます。特に、同窓生会員の皆様にはその後、「火災復旧」寄附金をお願いすることとなり、その節は誠にありがとうございました。目標の寄附金額に達し、実験室復旧のために有効かつ迅速に使わせていただきましたことをご報告いたします。

　ここに、復旧いたしました実験室の写真を掲載いたします。最新の超安全な有機化学実験室への改修をモットーに、明るく隅々まで一望でき、実験者がどの位置でどのようなことをしているかが入り口から見て取れ、実験台・ドラフトと学生の作業デスクをガラス戸で分離、ドラフトは特注のオール金属製、さらに分析機器室・試薬庫を附設した見事な実験室に生まれ変わりました。理学部へお越しの折には、ぜひ最新式の有機化学実験室へお立ち寄りください。ただし、実験室室内は関係者以外の立ち入りをお断りしておいますので、ご見学に際しては事前に入江亮教授(096−342−3379,　irie@kumamoto-u.ac.jp）へご連絡ください。

令和3年6月28日

熊本大学理学部同窓会　　
会　長　　西野　宏　　
第27回（昭和54年卒）